午後の紅茶を楽しむひとときに…

今日、次の打ち合わせまで若干余裕があったので、喫茶でもしようと喫茶店を探していました。

土曜日の池袋の夕方はとても人で溢れかえっていて、喫茶なんてなかなかできません。

とはいえ、学生時代から慣れ親しんだ池袋の東口ですから、こういう場合はここが意外と空いているという経験から導き出した、某ポンデリングの美味しい某ドーナッツ屋さんに行きます。

経験値というものは、やはり積んでおくべきです。

案の定、一階に席が一つだけ空いているという幸運に恵まれ、僥倖を感じていました。

一階の席は4席だけあって、後は二階席です。

左手に二階への階段があって、その階段の右手にベンチソファータイプのシートがあって、二人対面で座れる様にそのベンチソファーの前に小さい二人用のテーブルと、その前に木製のチェアーが置いてあります。

やすひさは、その一番左手の階段脇のテーブルを確保しました。

で、美味しさやまないポンデリングの生という食べたことの無いポンテリングを手に取り、氷の入った飲み物が苦手で、かつコーヒーをあまり好まないやすひさが選ぶのは、大好きなホットティーストレートです。

トレーに生ポンデリングとホットティーストレートを乗せ、両手でこぼさない様に注意深く運んでいると、ここ何十年と聞いていないような単語が耳に飛び込んできてきます。

?!

その単語を発した人物を確認する様にそちらに目を向けると、一番右の壁側の席で60代の女性が顔を寄せ合ってヒソヒソと話しています。

その単語を発する様な雰囲気でもなく、二人が問題と思っている日々の問題について、各自が持論を展開する、そんな感じの喫茶店でよくある風景です。
聞き間違いだったんだと、踵を返しやすひさが僥倖を感じながら確保した一番左の席へ歩き出した時に、もう一度その単語が聞こえたんです。

 

バタリアン

 

って!

バタリアン
 

バタリアン?

また、しっかり言ったよ?この人たち!

いやいやいやいや、オカシイでしょ?

流行ったのやすひさが中学生の時ですよ?

夕方のポンテリング屋さんで初老の女性が発する場面って無いでしょ?

どんな話しの流れでバタリアンのこと話すの?

「この前私の友だちが生き返ってさぁ」
「え?それって、ゾンビってこと?」
「そぉなのよぉ!バタリアンっていうの?」
「まぁ怖い」

こんな感じですか?

友だち生き返らないでしょ?普通生き返らないよ

言ってもゾンビまではあるかなぁとは思いますよ。

俗に言うみたいに言ってるけど、ゾンビが俗称でバタリアンは超固有名詞ですぞ?

気になって生ポンデリングどころじゃなくなってるんですけど?

ええ?!

なんで、注意引いといて急に更に小声で話し出してるの?

紅茶ポッドの紅茶で過ぎて苦み走ってるんですけど?

 

なんなんだ!

 

バタリアンのおかげで、夕方のティータイムが別方向で楽しむことになりました。

 

 

 

 

 

 

 


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